03. 住宅展示場へ①
2021年6月27日。
夫とふたりで自宅から車で20分ほどの住宅展示場に足を運びました。
その展示場は以前一人暮らしのときに住んでいたマンションの近くで、よく横の通りを歩いていました。
その頃は、きれいなお家がたくさん並んでるな~と思う程度で、まさか私が訪れる日が来るとは夢にも思っていませんでした。
日本最大級の総合展示場で、モデルハウス棟数は日本一とのこと。
敷地内はとても広くてテーマパークみたいでした。
まず、家を作るにあたって重視したいこと。
・老後まで住み続けるとしても貸すとしても売るとしても、丈夫な家
・地震大国の日本で、耐震性が優れている家
・ハザードマップにかからないエリア
・犬が走り回れるくらいの広い庭
・自然いっぱいな場所
国内で暮らしたい場所といえば、岡山県や香川県といった瀬戸内海が見えて、晴れの日が多くて…が理想でしたが、さすがに今住んでいるのが神奈川県なので、ちょっと無理でした。笑
旅行で行こ…
展示場やハウスメーカーについて、特に事前に下調べもしておらず、予約もしていなかった私たち。
まずはじめに訪れたのは、夫イチオシの旭化成ホームズ。
\ハーイ/でおなじみの、ヘーベルハウスです。
鬼怒川の決壊に耐えた家、という記憶が私も残っていたので、しっかりした家!というイメージが強くありました。
ヘーベルハウスは2階建てまでであれば軽量鉄骨、3階建て以上であれば重量鉄骨が標準です。
制震システムを標準採用していて地震・水害・火事など、災害にも強いです。
営業担当の方ががつがつしておらず、質問にもしっかりと答えてくれて好印象でした。
今はどの家も災害にはある程度強いと思いますが、”壊れない”のと”住み続けられる”のは違う、ということを聞いて、確かに…と思いました。
災害があったときに避難所にペットを連れて行けるとは限らないので、少しでも頑丈な、安心できる家にしたい…
次にスウェーデンハウス。
よくバス停に広告があるのを見ていて、密かに憧れていました。
木造で、窓が3層ガラスで高気密・高断熱。
そして外から見ても、中から見ても、かわいい…!
狭い土地に建てるのではなく、北海道のような広い敷地で大自然の中にポツン…が似合いそう。
消防士の方でスウェーデンハウスを建てる方が多いです、と営業の方が言っていました。木造なのに防火性能に優れているようです。
デメリットとしては、サッシのメンテナンスが大変そう…
営業の方はヘーベルハウスに続き、おっとりしていてよかったです。
そして次に一条工務店。
インスタで良くみかける、おしゃれな人が建てている家!というイメージでした。
木造で、高気密・高断熱。そして全館床暖房が標準。
住宅設備がオリジナルなので、あまり悩むこともなさそう。住宅展示場の中にあるキッチンや棚なども標準品だそうです。
3.11の津波でも一軒だけ流されなかったり、木造なのに防蟻対策にもこだわっていたりして、思ったよりもすごく良かったです。
一条工務店はCMなどをやらず、広告費にお金をかけていないの着工棟数が多いところもすごいです。口コミで広がっているんですね。
そして、一切の値引きをしない、というところもまた魅力です。ハウスメーカーによっては、お客次第で値引き率が変わるらしいので、その分一条工務店は平等で、信用できるなと思いました。
こちらも営業の方はがつがつしておらず、良い人そうでした。
最後に住友林業。
林業というだけあって木造でおしゃれなお家が多かったです。
展示場に入った瞬間、木の良い香りがしました。
営業の方はこれまでのがつがつしてないおっとり系とはちがい、キリッとハキハキしていてイケイケな感じでした。若いのにやり手なようで、自己紹介の紙に表彰された旨書いてありました。
話もわかりやすいし、嫌味のない方でした。
やはり木造ということもあり、防蟻剤が10年に1回必要なようで、そこがちょっとデメリットに感じました。
地面の下のパイプを通して薬剤を注入するそうですが、犬を飼いたいのであまりやりたくないなぁ…と思いました。(まったく問題はないようですが…)
それに、知人が住友林業で建てているのですが、人によってかなり割引率にばらつきがあるそう…
住宅としては優れているのですが、ゴネ得は好きではないので…私たちにとってはナシになりました。
この日は4軒、朝から晩まで回って終了。
展示場の家はものすごく大きいので、夢が膨らみます。
4軒まわって、鉄骨と木造で全然違いますが、ヘーベルハウスと一条工務店がいいなぁと思いました。
一生に一度の大きい買い物なので、後悔しないようにふたりでしっかり考えて決断したいです。